-
-
電源選びのポイント―電源は総出力容量だけで選択しないで下さい―
1. 電源は総出力容量だけで選択しないで下さい
  2. 主要パーツ消費電力電圧帯
  1. 電源は総出力容量だけで選択しないで下さい 2002.07.01
 

まずは+12Vの最大出力電流が何Aになっているか?
これは現行のCPUのほとんどが+12V帯を使う上にグラフィックボードも +12V帯を使うものが増えているからです。
どんな仕様で組むのか、グラフィック、オーディオ、ドライブ系をシンプルにするか盛りだくさんにするか、 電源総出力容量は足りていても実は、+12V帯だけオーバーしてしまうといった事も起こり得ます。
各DC出力(特に+12V)の最大総出力に余裕があるかどうかが重要です。
余裕がない場合、電源が壊れてしまう場合、電源どころか接続機器全てが壊れてしまう事もあります。

  2. 主要パーツ消費電力電圧帯 2002.07.01
 
  • CPU・・・+12V
  • Pentium3等は+5V
  • メモリ:+5V
  • HDD:+5V,+12V
  • ※シリアルATAの場合、現行はパラレルATAと同じだが、将来的に+3.3Vと+5Vに変更予定。
  • M/B:全ての電圧帯
  • ※負の電圧帯は拡張バスやシグナル等に使用。
  • VGA:+3.3V,+5V,+12V
  • ※上記はAGPの場合。製品により若干異なる場合がある。
  • 光学ドライブ:+5V,+12V
  • 各種拡張ボード:+5V,+12V
  •   ※製品により異なるが、ほとんどが上記の電圧帯を使用。
  • ファン類:+12V
-