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自作の醍醐味 第五回 PentiumDおよびXEにおいて
PentiumXE 840とGeForce6800ultraSLIで使う場合、電源の+12Vが合計で27A以上ないと動作しない。
CPUに電気を供給する際には、VRMにおいてDC→DC変換(変圧)をおこなっているので、AC→DCのように変換効率が発生する。

CPUの消費電力自体は135Wだが、現行のVRMの変圧効率が非常に悪いためピーク時の13.5Aよりも多くの+12V帯の電流が必要になる。
PentiumDおよびXEにおいて(特にXE)、上記のVRMが非常に不安定なためCPUに供給する+12Vラインの電圧自体が不安定になる場合がある。
その際に+12V1系統の電源だと、HDD等の他の機器の電圧も不安定になり、HDDが止まる等の現象が起こり得る。
この結果、上記のような構成で使用する場合には+12Vが2系統の電源の方が安定した動作になる、が、それぞれの系統が20Aずつ供給可能でないと動作が不安定になったり、動作しないという現象も起こり得る。

945チップセットと955チップセットの違い
タイプ 945Pチップセット 945Gチップセット 955Xチップセット
対応FSB 533/800/1066MHz 533/800/1066MHz 800/1066MHz
対応CPU Pentium4/D CeleronD Pentium4/D CeleronD Pentium4/4XE/D/XE
最大メモリ容量 4GB 4GB 8GB
備考   オンボードグラフィック有り メモリ最適化機能有り

PentiumD/XE対応電源実機検証結果
  955プラン 945プラン
CPU Intel PentiumXE 840 Intel PentiumD 840
M/B Intel 955チップセット Intel 945チップセット
VGA GeForce6800Ultra×2枚(SLI) GeForce6600GT×2枚(SLI)
HDD SATA×5台 SATA×5台
対応電源 TAO-500P5V
TAO-550P5V
TAO-600P6
TAO-500P5V
TAO-550P5V
TAO-600P6
TAO-470WMPV
備考 PCI-Express用6pinコネクタが必要な VGAでSLIを使用する場合、別途 6pinコネクタへの変換ケーブルが 1本必要になります。 (6pinケーブルが別途同梱されていない場合) PCI-Express用6pinコネクタが必要なVGAで SLIを使用する場合、別途6pinコネクタへの 変換ケーブルが1本必要になります。 (6pinケーブルが別途同梱されていない場合) 8pinの+12Vコネクタが必要なM/Bの場合の 対応電源は955プランの電源のみとなります。
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