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自作の醍醐味 第十回 Intel(R)の 新CPU「Core 2」シリーズが与える自作PCへの影響
CPUの省電力化は、他のパーツに大きく影響を与える。
最近では、PC内部の消費電力の量は大きくは2箇所と言ってよい。
CPUとVGAである。
CPUの消費電力が下がると、VGAや電源ユニットの選択肢が広がる。
また、今まではオンボードVGAを利用していたユーザーもVGAを搭載する事が可能になったりもする。
オンボードVGAを使用していると、描画の為にCPU能力を使うため、どうしても処理速度が遅くなってしまう。
今度発売予定のOS 「WindowsVista」は、描画機能を基本動作に大幅に組み込んでいるため
ローエンドでもいいのでVGAを別途使用する事をオススメする。
ローエンドといっても、今では充分すぎる程の性能を発揮してくれる。
2系統の電源を使用している場合、1系統に切り替えて使用することによって、
CPUの消費電力が減少した分の電力をVGAカードで使用すことができる。
電源の容量を減らした仕様で考えることができる事により、全体の構成が省電力、静音化につながるといえる。
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