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電源選びのコツ―FSB800MHzCPUに関して―
  FSB800MHzCPUに関して 2004.03.26
 

Pentium4にはWillamette(ウィラメット)コアとNorthwood(ノースウッド)コアがありましたが、先日Prescott(プレスコット)コア版が正式にリリースされました。
Willamette版はFSB400MHzモデルのみ、Northwood版はFSB400/533/800MHzの3種類。
Prescott版はFSB533/800MHzが存在します。(2004年3月現在)
この内のFSB800MHzについて、以下のような現象が起こる場合がある事が確認されています。

  • PCの電源は入るが、画面が真っ黒のままでBIOSすら起動しない。
  • PCは正常に起動するが、シャットダウンできない。

これらの原因については、FSB800MHz版のPS_ON#/PS_OFF#のシグナルタイミングがシビアであるという事があげられます。
マザーボードと電源ユニット間の電気信号のやり取りのタイミングがズレてしまい、上記のような現象が起こる事が、弊社製品の中でも確認されております。
ご使用になる場合には、ATX12Vパワーサプライデザインガイドライン-Ver1.2対応以上の電源をお使い下さい。
弊社製品では、FSB800MHz対応の可否をWeb上で公開しておりますので、ご購入およびご使用時の参考になさって下さい。(電源対応表はこちら)
また、上記の現象において、マザーボードのBIOSを最新バージョンにして頂く事により 解決できる場合もあります。
※BIOSの書き換え等につきましては、ユーザー様ご自身の自己責任となりますのでご注意下さい。
この現象は割りと知られていませんが、FSB800MHz版Pentium4をお使いで上記のような現象が 起きた場合には、電源もしくはマザーボードが原因となっている場合が多いです。

 
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