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カテゴリー > WC-212
※水冷キットおよびオプションパーツに関する販売は終了致しました。


WC-212 Tipsと店頭展示店舗紹介
WC-212 Tips

WC-212設置の際、メインラジエータへ電源投入直後は液晶パネルに表示が出ません。
これは、内臓バッテリーに一定の電力が貯まるまでの間で、およそ3分ほど時間がかかります。内臓バッテリーの充電が完了すると液晶パネルに表示が出ます。
メインラジエータへの電源投入後、3分が経過しても液晶パネルに何も表示されない場合や、表示がオカシイ(文字が欠けるなどの)場合には「モニターリセット」を行ってください。
「SET」ボタンを押しながら「DOWN」ボタンを押し放す事でモニターリセット」が出来ます。詳しくは付属マニュアルの18ページを御覧下さい。

エア抜きについて注意点

エア抜きは基本的にマニュアルに則して、メインラジエーターの排水/給水口側を上にして行って下さい。
メインラジエータに記載されている方向だけではエアを抜ききる事が出来ない場合があります。


WC-212は排水口側を上にした方がエア抜きが上手くいきます。

wc-212は、本体図の向きにすると、ポンプ部分が上になってしまい、上手くエアが抜けない場合があります。

二回目に水タンクから気泡を取り除き水漏れチェックをする際の注意事項。

ここが、取り付け前の要です。 水流システムの稼働状況、水漏れの有無をしっかりご確認下さい。

チューブ内の小さな気泡はチューブを叩く事によって除去できます。ドライバーの柄の部分等でチューブを軽く叩いて除去して下さい。
WC-212には水流計が付属しています。この段階で水流計が勢いよく回転していない場合、水流計の取り付け方向が逆か、水流回路中に障害の有る事が考えられます。CPU冷却シンクなどを使用中の物から流用した場合などは、目詰まりしていない事をご確認の上ご利用下さい。 水流計が1秒間に1度以下の回転しか回らないような場合は、気泡除去が完全に行なわれていないか、前記原因が考えられます。気泡除去が完全に行なわれた正常なシステムであれば、水流計は通常1秒間に2〜4回転します。

気泡除去、水流の確認が終了したら、そのまま3分ほどシステムを稼働させて下さい。
万が一の水漏れが有った場合には、この時間内で発見できます。

チェック箇所は、メインラジエータ底面、各チューブのジョイント部分、各冷却シンクです。
・メインラジエータ底面は稼働後目視で水漏れの有無を確認できます。
・各チューブのジョイント部分は稼働中に水が染み出ることで確認できます。ジョイント部の染み出しについては再接続して下さい。
・各冷却シンクは稼働後、軽く振っていただければ水漏れの有無を確認できます。

メインラジエータ底面に水漏が認められた場合。メインラジエータの上部蓋(ファンが付いている方)を外して*いただき、水漏れ箇所の特定して下さい。
蓋を外した状態で3分間稼働していただければ同量の水漏れが確認できるはずです。
この状態で再度水漏れが確認できない場合はメインラジエータポンプへの注水時に、水がポンプタンク外にこぼれてしまった事が考えられます。こぼれている水を取り除いていただき、ポンプに亀裂や割れなどが無い事をご確認下さい。その後、再度稼働していただき、水漏が無い事を御確認の上蓋を閉めて下さい。
*蓋を開けた状態で稼働させると冷却ファンが回転します。ご注意下さい。

WC-212は初期不良対応のみの商品です。ラジエータ上部蓋が外されていても保証内容に変更などは御座いません。

メンテナンスにつて。
WC-212はメンテナンスフリーの冷却装置では御座いません。
ご使用を続けられるとシステム内の水が目減りしてきます。その際には目減りした分だけ、精製水又は蒸留水を足して下さい。*
また、パーツ劣化による水漏れの早期発見のためにも、設置後半年に1度程度の割合で各部分の状況チェックをお勧めいたします。
さらに、使用頻度によっても変わりますが2年に1度程度はシステム内の触媒(水・不凍液)の交換をお勧めいたします。

* 水道水や、車用のクーラント液などのご使用は絶対にお止め下さい。水道水の場合カルキが冷却用シンクに貯まり、目詰まりの原因となります。クーラント液は粘性や成分の違いによってどのような現象を引き起こすか分かりません。

付属のシリカチューブは切らずに使った方がよいのですが…。チューブが長くなると空気が貯まり易くなります。
チューブを切らなければその分だけ水冷システムの保有する水量が多くなります。水の量が多くなると、その分だけ冷却能力が上がります。これは、長期間使用し水量が減った時の表示水温と、その状態から水を補給し1時間経過した時の水温では、明らかに水を補給した後の水温の方が低いことからも分かります。もっと分かりやすい例えは、2リットルの水と1リットルの水では、1リットルの水の方が短時間で沸騰する。ということです。
しかし、チューブが長くなるということは、狭いPCケース内でホースが水路に対して直線的で無くなります。仮に、くるくると縦にホースを巻き上げてPCケース内に格納したとすると、CPU冷却シンクから発生した気泡がチューブの中に溜まってしまうかもしれません。こうなると、水流停止のためCPUの温度が上昇し、システムダウンという事になります。
シリカチューブを切らずに使用すると、冷却力は上がるのですがメンテナンスの手間もかかる。という事です。もちろんメインポンプの能力を超えた水量では、冷却効果が低下する事は言うまでもありません。

各冷却シンク接続の順番について。
WC-212の場合
メインラジエータ→WC-R12→CPU冷却シンク→メインラジエータの循環が最もCPUの温度を下げることになります。
では、オプションパーツを1ユニット追加した場合はどうでしょう。 CPU冷却シンクを追加した場合を考えてみましょう。
メインラジエータ→WC-R12→”CPU冷却シンクa””CPU冷却シンクb”→メインラジエータ
このように循環を作ったのでは”CPU冷却シンクa”で温度上昇した水が、そのまま”CPU冷却シンクb”に流れていきます。
”CPU冷却シンクb”=CPU(b)はたまったものではありません。水冷システムは正常に機能しているのに、PCシステムが熱でダウンしてしまうかもしれません。
この場合は、
メインラジエータ”CPU冷却シンクa”→WC-R12→”CPU冷却シンクb”→メインラジエータ
の循環を作ってあげることが正解になります。全体的な温度上昇は発生しますが、温度上昇した水が一つの冷却シンクに集中することはありません。
従って安定した冷却効果を得ることが出来ます。
では、GPU冷却シンクとチップセット冷却シンクの2ユニットを追加した場合はどうでしょう。
メインラジエータ→CPU冷却シンク→WC-R12→チップセット冷却シンク→GPU冷却シンク→メインラジエータ
この循環が正解となります。 これは、M/BチップセットよりGPUの方が耐熱性が高いためです。また、M/BチップセットのほうがGPUより発熱量が小さいといった事も理由になります。
(あくまで、一般的なたとえです。チップセットの中には、発熱の高い物もありますし、耐熱性の弱いGPUも存在します。)
いずれの場合もオプションパーツを増やす場合には、熱量が偏った循環を避けることが、賢い水冷システムの活用法となります。
ちなみに、耐熱性で言えばHDDの耐熱性が最も高いかもしれません。なにせデフォルトで冷却を必要としないのですから。


WC-212 店頭展示店舗紹介

PCパーツ専門館 ツクモeX. PCパーツ専門館 ツクモeX. 2007/09/01〜実施中
パッケージインナーでの展示で、付属パーツも御覧いただけます。
WC-212パッケージ内容  

ツートップ秋葉原本店 ツートップ秋葉原本店 実施 (2007/08/20〜)
パッケージ内容を御覧いただくことが出来ます。
WC-212パッケージ内容

Faith秋葉原本店 Faith秋葉原本店 実施 (2007/08/20〜)
パソコンに組み込んだ状態を御覧いただけます。
WC-212組み込み外観 WC-212組み込み-内部の様子

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